プロトコルの概要

ようこそ、水プロトコルの世界へ

水Protocol(Taila Protocol aka ta protocol)はWorld Wide Webの真の姿を取り戻し挑戦的な実験と企業の支配に腐敗を防ぐ新しいインターネットのプロトコルです。

world wide webへのリスペクトを込めたSNSライクのP2Pシステムとそれを簡単に扱えるAPI、それをもとにしたたくさんのライブラリ群とその方向性や機能を定期的なイノベーション(シーズン性)による実験的で興味深い社会を実現するプロトコル

水Protocolは従来のインターネットでは実現できなかった完全な分散コンピューティングによってWebアプリをサーバーレスかつ利権レスで自由な発想の元GAFAなどの巨大資本に支配されることなくコミュニケーション、アート制作、アプリケーション開発を行うことが出来ます。

更にリンクUIやソーシャルシステムをハイパーリンクで実行できる仕組みにすることにより一度Hackernoon(それよりも前にwiredが)言った「Webは死んだ」から蘇生することが出来ます。 https://hackernoon.com/ja/guide/インターネットは死んだ、インターネット万歳 (LOL)

全地球カタログ

World Wide Webとhyperlinkは世の中で最も美しく僕らに希望を与えてくれるものです。 それはUnixのようにシンプルでロックンロールのように情熱的で誰もいなくなった放課後の教室のように神秘的です。 水ProtocolはこのWorld Wide Webとhyperlinkの力とP2Pに身を任せ電子の海の漂流を願うのです。

アプリケーションの提供

もう少し具体的なビジョンを見てみましょう。

WebAppを作るときに必要なものは何でしょう。

どんなに堅苦しいFacebookのようなWebAppでも以下の3つに簡潔にまとめられます

  • バックエンド処理が実行できるサーバー(フロントエンドを提供できることも含める)
  • データベース
  • 認証システム
  • ネットワーク環境

👇️従来のインターネットの構造

web2.0の構造

従来のWebAppの開発者の多くは自分たちの巨大な権力の言い訳を「データベースやバックエンドなど管理者が必要なシステムがWebAppには必要である」で済ましてきましたが、水Protocolではそうは行きません。 水Protocolは各ユーザーに

  • データベース
  • ブラウザで実行できるJSを超えたJS
  • ユニークな認証システム
  • それらを統合し管理するエコシステム

を提供するので堅苦しい仕様書とスーツを着たIBMとCiscoの管理者の監視を用意する必要はありません。

👇️水Protocolのネットワーク構造

tailaProtocol

以下に流れを示します。

水Protocolのアプリケーション(以下水アプリケーション)は水Protocolの拡張されたJSとUIを用意しておきます。

ユーザーのアクセスがあったら水アプリケーションはそのJSとUIをレスポンスします。

ブラウザは拡張されたJSにデータベースや他のノードへのアクセスを行うTailaCall(詳細はこちら)を提供し、一般的なWebアプリに必要な物をカバーします。

このとき、TailaCallを用いて他のユーザーのノードと接続し合うプログラムをアプリケーションで用意することによってバラバラのデータベースでも他のノードとリンクされた物になり、WebApp的な扱いをすることができます。

するとあら不思議。まるで普通のWebAppのようです。

つまり、従来のWebアプリではバックエンドとして必要だったものを単純な分散コンピューティングではなく、各ノードが繋がり合い、データを共有し合い保証するBitcoin的な手法を用いることにより、本当のWeb3.0を実現するということです。

シーズンの仕組み

FPSゲームはお好きですか?残念ながら僕は好きじゃありません

FPSゲームにはよくシーズンという仕組みがでてきます。

水Protocolはシーズン性からインスピレーションを受け、新しいアイデアを追加します。

水Protocolは数ヶ月に一回大規模なシステム改変、または機能の追加と削除を行います。 これは一般的なFPSのシーズンの仕組みでよく見られるものです。

水Protocolの違うところはこれらが民主主義によって実現されることです。

水Protocolの仕様についてのアイデアがあればTailaAPI(詳細はこちら)のリンクUIによって生成される議会提出を使えば議会への提案ができます。

議会に提案された仕様はユーザーの投票によって審査され、投票最終日はイベント会場で各仕様の立案者たちとディベートや投票数の実況をして祭りを楽しむことが出来ます。

下記がシーズンの流れです。

season

さらに多様性予測理論を応用したAPIの設計により、現実世界の民主主義よりも優れた民主主義を実現出来ます。

水APIが提供する基本的な機能

インターネット黎明期には、「Web」すわなち各ネットユーザーが用意したページ同士がハイパーリンクで繋がり合い、Twitterのような巨大なサーバーを持つサービスがなくともそういった交流が行えてたときがありました。

しかし、今のインターネットはFacebookやTwitter、イーロン・マスクといった資本家がインターネットの構造を牛耳っています。 どうしてこうなってしまったのでしょうか。

簡単に言うと、ただの「web」には速さとリアルタイム性あと情報を簡単に共有する手段がなかったのです。

どんなに面白い「webページ」を作ったとしてもReadme!Japanに登録してからユーザーがアクセスするまでには途方も無い時間がかかりますし、 そこで人々が交流しあい、十分な文化が作られるにはもっと時間がかかります。

さらにトレンド機能や簡単にWebを共有する方法がないのでネットユーザーならばみんな知っている流行などはなかなか実体化しませんでした。

そこで水Protocolはハイパーリンクを入力するだけでUIが表示されるTailaAPIを提供します。(ちなみにコレをリンクUIと呼びます。) TailaAPIは主に3種類のコンポーネントからなります。

TailaShareAPI

1つ目がtaila://shareです。 水Protocolは、VCでもチャットでも投稿でもサイトでもなんでもハイパーリンク化できるのでshareAPIのクエリにハイパーリンクを入力するだけで共有が行えます。 shareで共有されたこの情報もまたshareで共有することができるので、それらがどんどん拡散されて行き、最終的にトレンドを作ること出来ます。

実際のshareのリンクUI

share

TailaVC,ChatAPI

2つ目がtaila://vctaila://chatです。 vcやチャットをリンクUIだけで生成でき、即席の話し合いや通話が行えます。 これによりネットユーザーの集団としての力のサポートができます。

実際のVC、ChatのリンクUI

vc chat
TailaShareとVCやChatを組み合わせる

TailaShareとこれらの要素を組み合わせる事により、野球放送のWebページや、イベントのWebページを開きながら他のユーザーとチャットやVCをすることが出来ます。 これによりいわゆる「祭り」としての側面の強化などが行えます。

Chat+web

vc

TailaView

3つ目がこれらの情報を表示するリンクUIです。 TailaViewはTwiterのようなタイムラインを形成し表示することも通知のように表示することも出来ます。

通知で表示

notification

Twitterのようなタイムラインで表示(別ウィンドウ表示)

notification

社会性(SNS)としての機能

水エンジンが提供する(詳細はこちら)Taila IndentityはTwitterで言うところのアカウントに当たります。 このTaila Indentityは以下を提供します

  • 信用値
  • 所属
  • ビューリスト
  • マイWEB
  • プラグイン
  • タイムライン

これらのデータはデータベースの特別な領域に保存されます。

「信用値」は自分の信用値を保存します。 この信用値は他人からの評価で決まります。これにより、データの信用度をネット上で保証することが出来ます。

「所属」はDiscordのサーバーのようなもので、特定のコミュニティに所属していることを証明し、コミュニティ内の投稿を取得、また自身が主のコミュニティのデータを保存します。Twitterのリストのようなビューリストも共有することが出来ます。

「ビューリスト」では特定のユーザーや種類の投稿やコンポーネントをリスト化する事ができます。(Twitterのリストを想像してください!)

「マイWEB」では自分のWebを公開できます。WebAppと呼ばれるものでも良いでしょうし、ただの紹介Webでも良いです。TailaCallによる拡張されたJSをお楽しみください!http://ではなく水Protocolのtaila://をつかって通信をするのでサーバーの用意の必要はありません!

「プラグイン」では水Protocolが提供するAPIをつかった面白いMODを入れることが出来ます。(しかも誰でも開発可能!お金は必要ありません!)

「タイムライン」はTailaViewを保存し、いつでも見返せるようにします。